WWA Contest 2024 結果発表のお知らせ

2024年 10月 26日

WWA Contest に関わっていただいた皆さん、大変お待たせしました。結果発表になります。

詳細は下記のコンテストページからご覧ください! また、今回より各コンテストに対するコメントもコンテストページに記載しております。

今年はゲーム部門に17作品、素材部門に7作品が集まりました。 ゲーム部門は昨年より3作品多く、歴代コンテストでは2番目に多い作品数を記録しました。 中には、ゲームとして扱って良いか迷う『ゲートワールド2024』もありましたが、 歴代2位である2005年の『第4回WWAコンテスト(16作品)』に匹敵する結果となりました。

素材部門は、昨年より3作品少なくなったものの、歴代で2番目に賑わった結果となりました。 制作者の人数も、ゲーム部門で9~10名、素材部門で5名と、ほぼ昨年と同水準です。

ゲーム部門では新たに3名、素材部門では新たに1名の初参加者が加わるなど、新しい風が吹き込みました。

ゲーム部門の注目ポイントとしては、 昨年のコンテスト終了後に新登場した「ピクチャ機能」を取り入れた作品が複数見られました。

パーツの使用を最小限に抑えたコマンドバトル『ONE PARTS』、 独特な雰囲気のシミュレーションゲーム『デスゲーム・クリエイティブ・エンターテインメント』、 某横スクロールブラウザゲームを元ネタにした『スーパーマサト』など、 それぞれ異なる形でピクチャ機能を活用していました。

他にも、遊び方によって結末が変わるRPG『四つの村と封印の洞窟』、 奇妙な世界観のすごろくゲーム『Kaleidoscope Senile Game』、 敵の視界を掻い潜る『ステルス・アンサツ・ミニゲーム』など、 個性的な作品が多数登場しました。

全体の傾向としては、いわゆるダンジョンWWA系の作品が多く見られましたが、 レベルアップシステムを搭載した『レベルアップダンジョン2』、 仄暗い雰囲気の『嗚呼、弟よ』、 完全自作のグラフィックで統一された『じゃがいも農業組合 凍える大地』、 ステージごとのギミックが充実した『箱庭迷宮エクゼリオ』など、各作品が個性を追求していました。

また、今年は作品数が多いだけでなく、 4時間以上のプレイを想定した大型作品『骸伝:いつか見た虹』と『謎めいた機械を追い求めて 闇組織の争奪』もあり、 すべての作品のクリアを目指すにはかなりの時間を要する年でもありました。

素材部門では、そのまま使用できるセット素材が4つ提供され、 昨年と異なり、PLiCy以外の経路での素材公開も一定数見られました。

また、ゲーム部門・素材部門の双方で、 2名の制作者による共同制作作品が登場しました。 前者では『召喚されし時空の遺物』、後者では『九澄アルネの破壊×退廃セット』が該当します。 ゲーム部門では過去にも前例がありましたが、素材部門では初の事例となります。

投票面では、従来の「1位~3位を選んで投票する方式」から、 作品数に応じてポイントを自由に割り振る新方式を初めて採用しました。 少数の作品にポイントを集中させる投票や、様々な作品に少しずつポイントを振り分ける投票など、 投票者の個性が反映された年になったと思います。

運営面では、昨年のご要望をもとに投票方式を変更し、 WWA FanSquareの広報担当を増員することで、円滑な広報活動を目指しました。 今後も、WWAユーザーの皆様のご意見を反映し、良好な運営体制を維持していきたいと考えています。

皆様、ありがとうございました! それではまた来年のコンテストでお目にかかりましょう!